不登校のお子さんや、
HSCのお子さんが
おうちでしっかり充電することが、回復の大切なポイント、ってよく聞きますよねー。
その「充電」は、ただ家にいるだけじゃなくて、
「子どもがありのままの状態でいること」が
第一条件ですよーってお伝えしてます。

でもそれって、
子どもを優先するってことでもなければ、
ママが我慢するってことでもないし、
甘やかすってことでもないんですよね。
子どもが不安そうにしていると…
「大丈夫?」って何度も聞いてしまったり、
本当は自分が疲れていても、笑顔でいようと頑張ってしまったり。
子どもが〇〇欲しいと言ったら、買い与えてしまったりね。
それは充電して元気になって、学校に行ったり、動き出したりしてほしいからというのもよく分かります。
でも、
これをしているママが、
不安だったり、
我慢していたり、
相手を優先するっていう意識だと、
上手くいかないんですよ。
だって、
「ママの我慢や気遣いの上に成り立つ親子関係」って、
対等じゃないですもん。

びっくりした方もいるんじゃないかなと思うんですけど、
この意識の状態を説明するとー、
「ママが我慢やあなたのことを気遣うから、あなたエネルギーを充電してよね!!」
ってなってます。
その「〇〇してね」という言葉に、コントロールの意識がのってるんですよ〜。
相手を思い遣る気持ちからきてるから、すごく分かりづらいんですけど、
ママの不安「回復しないと学校にいかない」がベースにあるから、
コントロールになっちゃってる。

子どもはとってもママのことよくみてます。
ママが言いたいこと言えず、誰かのために自分を抑えているママもみて育った子供は、
対人関係にどんな印象をもつと思いますか-?
「言いたいことは言えない世界なんだな」
「我慢して自分を抑える世界なんだ」
お子さんによってどう捉えるは分からないけど、そんな世界観を自然と受け取りますよね。
一番近くで毎日見ている人の生き方って、想像以上に影響が大きいんですよ。
めちゃくちゃ影響受けます。
「ママがありのままで過ごせていない」と、
「子どももありのままでいられない」ってこと。
まずはママが我慢を緩めること。
我慢を前提にした関係ではなくて、「そのままの自分でいいよ」と対等な関係が、子どもの心の充電につながっていきますよー。