〇人生の車のドライバーは誰?
「学校には行くべきところ」
「勉強は大事」
「休んでばかりじゃダメ」
そう伝えたくなるのは、親として自然なことですよね。
で、本来その人生を運転するのは、子ども自身。
だから私は、親は“ナビ”のような存在だなって思ってるんです。
〇親の役割は?
ナビの役割は、「命令」ではなく「情報提供」ですよね。
ナビは、行き先を強制したりできないんです。
「こっちに行きなさい!」と道を決めるのではなく、
「この道は渋滞しているよ」
「ここは一時通行止めです」
「その目的地に行くルートは4ルートあります」
と知らせたり、ただ“今の情報”を教えてくれる存在。
そして、どの道を選ぶか決めるのはあくまでドライバー。
つまり、子ども自身なんです。
親ができるのは、あくまでサポートですよね。
〇学校に行くことが目的?
子どもにも理由があって、行き先をに「少し休みたい」「寄り道したい」と入力しても、
なぜか毎日「目的地は学校です。ルートを検索します」と案内される。
そんなナビが搭載されていたら、運転する気はなくなりますよー。
だって運転手の意志なんて関係ないんですから。
ハンドルをはなすのも自然なこと。
大切なのは、「学校に行くかどうか」だけでなく、
その子がもっと先の将来どんな景色を見たいのか、どんな旅をしたいのか。
もっと先にある“望む未来”を、一緒に思い描けたら、
子どもはまた、自分の意志でハンドルを握ろうと思うようになります。
〇ナビ兼ドライバーのママの人生?
「ちゃんと学ばせなきゃ」「学校には行くべき」
“皆の目的地”にばかり心を向ける気持ちもわかります。
私もその一人でしたからね。
でも「この子が自分の人生を楽しんで生きていけるように」
そんな長い目で、人生という旅を支える存在であろうと心から思えたら、登校しぶりがなくなっていました。
そしてナビにも、ナビの人生があります。
ナビもまた、自分の車ではドライバーとして自分の人生を走る存在。
そして、そのナビにもかつては親がナビをしてくれていたましたよね。
でも、中には、ナビだけが人生と思っている方がいらっしゃいます。
そうじゃないんですよね。
子どもを見守りながら、自分のナビを見直し、自分のハンドルを握る。
そしてあなたが自分の運転を、晴れの日はもちろん、雨の日も楽しんで旅をしていたら?
それに続く子どもドライバーの車は、自分でハンドルを握り、
試行錯誤しながら、そしてナビを活用しながら、
自分の道を、自分のペースで、走り出していきますよー。
だから今、皆と同じ道を歩いていないからといって焦らないで大丈夫。
こういったHSCのお子さんとの関わりに悩むママさんに——。
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