・新しい環境になじめず、自信をなくしている
・何かあるとすぐ「ママ〜!」と頼ってくる
HSC子育てにはよくあるシーンだと思うんです。
そんなとき、親として一生懸命言葉をかけますよね。
一生懸命、声をかけているのに「でも〇〇」と言われたり、そっけなかったり、ときには黙ったまま泣いていたり。
「私の言葉って、届いているのかな?」
「頼ってほしいのに、何も話してくれない……」
子どもがつらそうなとき、手を差し伸べてるのに受け取ってもらえないつらさ、何もできない無力感じたりしていないですか?

実はその声かけが、
そばにママがいなくても、
子どもを支えてくれているんです。
外でね、イヤなこと言われた。
意見言えずに悔しい思いした。
仲間にいれてくれなかった。
そんな出来事は、子どもたちの日常の中にたくさんおこることなんですよ。
でもそのとき、
「ママがこう言ってたな」
「ママがあのとき、こう言ってくれた」
そんな言葉を、子どもはちゃんと覚えていて、思い出してるんですよ。
その言葉が
子どもを勇気づけたり、
子どもを守っていたり、
子どもの背中を後押しするってこといくらでもあります。
自分のすべてを受け入れてくれる親が
心のなかにいると、 安心して前に進むことが出来る感覚。
もちろん後戻りすることもあるけど、 いつもどこがで見守っていてくれるママの笑顔が心にあると、必ず前にすすんでいけるんですよ。
それって、凄いことだと思うんですね。

子どもが自立していくときに必要なのは、
「どんな自分も受け入れてもらえる」
と思える心の土台。
幼い頃から、癇癪をおこしても、怒っても、泣いても、ママがその感情を受け取って一緒に心の器を育てきた子の中に自然と育まれるものだと感じます。
だからこそ、ママが心から発している言葉、
・「あなたならできるよ」
・「ママはどんなあなたでも大好きなんだ」
・「ずっと味方だからね」
・「あなたのやりたいことを応援してる」
そんな肯定的な言葉が、子どもの中に残っていたら、ピンチのときにこの言葉をおもいだしてくれるんです。
子育てではつい、
- 勉強を教えてあげる
- ご飯を作ってあげる
- 送迎してあげる
そんなふうに“何かをしてあげること”に一生懸命になりがちですが、
それももちろん、子どもの記憶には残ります。
でも——
子どもがピンチのときや、心が折れそうなときに思い出すのは、
「してもらったこと」よりも「かけてもらった言葉」のほうだったりするんです。
ママがかけた言葉、いつも子どもの中で生きてますよ。