〇心の敷地と境界線
日々の中で抱えるストレスの多くは、
実は「心の敷地」が関係していると思っています。
心の敷地、分かりやすくたとえてみると
自分の心を「家の庭」、フェンスや門が「境界線」としますね。
〇勝手に庭に入られる不快感
相手が勝手にフェンスをこえて自分の庭に入ってこられると不快ですよね。
これは、自己主張をしない人や、
NOと言えないいい人に起こりやすいです。
「ここからフェンスだよ」や「ここから入らないでね」と伝えられないと、
相手はフェンスの存在にすら気づかず、簡単に乗り越えてしまいます。

(フェンスどこ状態)
〇相手の庭に踏み込んでいませんか?
気が付けば、こんなことが起きていませんか?
「庭のお手入れがなってないよ」と指摘されたり、
「こうレイアウトしたほうがいい」とアドバイスされたり…。
ここまで、「わかる!」「そんな人いるいる!」
と思われた方もいると思います。
ここからは視点を変えて、あなたが相手のお庭に入ってないか
チェックしてみましょう。
〇ずっと気にされるとどうなる?
相手の庭の様子を、つい気にしてしまっていませんか?
相手の庭のお花が枯れていると、一緒に悲しくなってしまったり。
相手の庭が荒れているのを見て、なんとかしなきゃと過剰に気を遣ってしまったり。
気づけば、相手の庭の中に踏み込んで、相手の代わりに雑草を抜こうとしていませんか?
「気にする」「見張る」「顔色を伺う」
これも実は、相手の境界線を越えているんです。
驚かれる方もおられるかもしれませんが、そうなんですよ。
想像してみてくださいね。
あなたのパートナーでも、姑さんでも、上司でも構いません。
その人が、ずっとあなたの行動を気にしていたらどうでしょう?
「今日は何をするんだろう」
「その洋服を着るんだね」
「どこに行くつもりなんだろう」
これだけでも、エネルギーが吸い取られる感じがしませんか?
でも、それだけでは終わらないんです。
「頼んだことは終わっているの?」
「何時間出かけていたの?」
「どれくらいの時間で終わるの?」
こんな風に、監視されていると思ったら…。
きっと、ぐったり疲れてしまうし、腹が立ってしまいますよね。
〇優しさが裏目に出ることも
そして、さらに追い打ちをかけるように、こう言われたらどうでしょう?
「なんか不機嫌そうだね」
「怒ってる?」
「ご機嫌取らなきゃ…」
不快感は最高潮になると思います。
他にも相手の敷地に入ること、先ほどの例だと
「相手の庭の中に踏み込んで、相手の代わりに雑草を抜く」
これもそうですよね。
相手のために何かをしてあげたい、相手を助けたい
そんな優しさが裏目に出てしまうこともあります。
では、この「相手」を我が子に置き換えてみたら、どうでしょう?
長くなったので、
続きはまた書きますね。
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